不動産売却の目的を明確に

物件の売却、出口戦略について解説します。

不動産に投資(購入)する場面を入口とし、売却する場面を出口と捉えます。

出口で問われるのは、「どれだけの効果を上げられたか」。投資ですから、高い効果を求めるのは当然です。

そのためには、あらかじめ戦略的な備えが必要になります。

アパート経営をしていく中で、

「物件を売却し、現金化するか?」

それとも、

「このまま保有し続けるか?」

という判断を迫られるときが必ずやってきます。

そのときになって慌てないように、売却の目的を明確にしておくことは非常に重要かつ大切です。

不動産売却の目的は、大きく4つ考えられます。

1 購入時の物件価格より高い価格で売り、売却益を狙う

2 借入金の返済が順調で手元資金に余裕ができたタイミングで再投資する

3 大規模修繕などの大きな出費に備え、売却によって将来的なリスクを回避

4 相続税の納付資金を生前に確保、また現金化することで財産分与しやすくする

売却の目的を明確にすれば、あらかじめ売却のタイミングをはかることができ、落ち着いて対処できるのです。

 

出口戦略において、売却の目的を明確にしておくことが非常に重要だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。ぜひ、不動産投資を行う際は、売却の目的についても考えてみてください。最適なタイミングで売却できるかもしれません。

 

次回も引き続き、出口戦略についてお話ししていきます!

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