今回は、リノベーションして貸し出すことの魅力についてご紹介していきます。
基本的に入居者の方は新築物件を好む傾向にあります。お部屋探しを行う際、築年数にこだわる方が多く、築浅が人気ですが、近年、リノベーションの技術が上がり、リノベーション済みの物件なら中古でも良いという方も増えてきました。
中古物件で客付けを行うためには、住みたくなるような価値が再生されていることが重要になってきます。
■リノベーションについて
まず初めにリフォームとリノベーションの違いについて解説していきます。
リフォームとは、、、
修繕を目的としており、物件を新築時の状態に戻すための工事のことをいいます。例えば、クロスや床のの貼り替えや設備の取り替え、外壁の塗装などがあります。
リノベーションとは、、、
古くなった中古物件を新築以上の状態に生まれ変わらせる工事のことをいいます。間取りや内装を大幅に変更し、最新の設備を導入して物件に付加価値を加えます。新築と変わらないほどの物件になります。
リフォームがマイナスな状態から元の状態に戻す工事に対して、リノベーションは物件に新たに価値をプラスするイメージになります。
■リノベーションのメリット
1.立地条件の良い物件を安い価格で購入できる
不動産の世界では、古い物件ほど立地が良いと言われています。中古物件は新築物件よりも先に建設されているため、立地が良い物件が多い傾向にあります。立地の良い土地は投資価値が高くなります。中古物件を安価に仕入れ、リノベーションすることで資産価値を高めることができます。
2.高い家賃収入を期待できる
基本的に中古物件は年数が経てば家賃を下げないと入居者が見つからない傾向にありますが、リノベーションすることで相場より家賃を上げられる可能性がでてきます。入居者のニーズと合致する物件になると、資産価値も高くなり、メリットといえます。
3.出口戦略する際、有利になる
収益物件は出口戦略で高値で売れるかどうかも収益力に大きな影響を与えます。そのため、リノベーションによってほかの物件と差別化が図れたら大きな強みとなります。リノベーション済みの物件は売却して手放す際、有利に売却できる可能性が高いです。
中古物件をリノベーションすることで資産価値を高めることができます。物件保有時は高い家賃設定が見込め、売却時は高値での売却が期待できます。
築年数が経って思うような収益がでない場合は、リノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。