若いうちから始める不動産投資②

若いうちから始める不動産投資について紹介していきます。

前回のコラムでは若いうちから始める不動産投資のメリットについて紹介してきましたが、もちろん注意点もあります。なので今回のコラムでは、若いうちから始める不動産投資の注意点について解説していきます。

 

~不動産投資の注意点~

■知識不足

若い世代は、不動産等投資に限らず、40代50代と比べると知識不足なことが多いです。知識が無い状態で不動産投資を始めると利回りや築年数などで購入を決めてしまうことも少なくありません。

購入後の運営計画をきちんと立てキャッシュフローが十分とれるか確認する必要があります。知識が不足していることで、賃貸経営がうまくいかず失敗に陥る可能性があります。

知識不足を補うには勉強するしかありません。書籍やセミナーに参加して多くの知識を吸収しましょう。

 

■ローン審査の問題

若いうちから不動産投資を行う上で、最も課題となるのがローン審査の問題です。不動産投資でローンに通るかどうかは非常に重要です。

不動産投資ローンでは、物件そのものを担保にします。物件の評価額や収益性などもローン審査に大きく影響してきます。

また、物件の価値に加えて、重要なのが個人の属性です。属性には、年収や勤続年数が関係してきます。収益性のある物件かどうかも重要ですが、若い世代で不動産投資を行うには、40代50代と比べると個人の属性が低い傾向にあります。

若い世代は属性により融資基準の厳しい銀行は難しいため、融資を受けやすい銀行を探す必要があります。

 

■借入比率の問題

購入資金のほとんどはローンですが、一部は自己資金で支払うのが多い傾向にあります。自己資金をいくら出せるかはローン審査にも影響します。

若いうちは年収が低いだけでなく、貯蓄も多くありません。貯蓄が少ないということは自己資金を十分用意することも難しいです。自己資金を十分にないと借入比率が高くなってしまいます。

借入額を増やすことは、キャッシュフローをは圧迫する原因にもなりかねませんので注意が必要です。2、3室空室の空室でキャッシュフローがマイナスになる可能性もあります。

築年数が経ち家賃を下げざるを得ない状況になった場合、キャッシュフローが回るのかしっかり想定しておきましょう。

 

 

不動産投資を早くから始めることで資産形成を加速させることができます。不動産投資の知識や情報を多く収集し、慎重に物件を検討していきましょう!

 

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