今回は、不動産投資初心者の方が投資を始める際の物件探しのポイントについて解説していきます。
不動産投資はまず物件探しから始まります。この物件探しが不動産投資の成功に大きく関係してきます。
今回解説するポイントを今後、物件探しを行う際に参考にしていただければと思います♪
物件の探し方
不動産投資初心者が物件を探す際、不動産会社に直接問い合わせを行うか、ポータルサイトから物件を探すか、基本的にこの2つの方法で物件を探します。この2つのメリット・デメリットを紹介していきます。
■不動産投資会社に直接問い合わせる方法
不動産投資会社に実際に問い合わせて物件を紹介してもらう方法は、不動産会社と直接やり取りを行いながら物件を探せますので、収益物件の周辺環境なども併せて確認できます。
1社だけに絞らず複数の不動産会社に問い合わせることが大切です。紹介してもらった物件で興味を持った物件は必ず内覧するようにしましょう。できるだけ多くの物件を見ることをおすすめします。
メリット
不動産投資会社とやり取りしていく中で、不動産投資会社のホームページなどに載っていない非公開物件の情報を知ることができます。サイトには出ていない情報を知ることができるのは大きなメリットといえます。また、希望条件を伝えておいたら、その条件に近い物件を紹介してもらえたりするので、それも魅力的です。
デメリット
非公開物件が必ずしも良い物件とは限りません。良い物件かどうか自分で見極める必要があります。不動産投資会社のセールストークを鵜呑みにしないようにしましょう。セミナーや書籍で知識を蓄え、判断できるようにすることが大切です。
■ポータルサイトから探す方法
楽待や健美家などのポータルサイトから物件情報を探す方法は、物件の所在地や購入金額、間取りなどの条件を入力して検索ができるので、手軽に物件概要を見ることができます。気になる物件があったら積極的に資料請求を行いましょう。
メリット
1番のメリットは何といっても情報の多さです。とにかく掲載されている物件の数が多いのが魅力です。手軽に多くの物件情報を見ることができるのは、大きなポイントです。
デメリット
ポータルサイトのデメリットとして、物件情報が最新のものでない場合や物件の中にはおとり物件がある場合もありますので、注意が必要です。
失敗しない物件探しのポイント
■入居者目線で物件探しを行う
不動産投資物件を探す場合、‟自分が住むための物件という目線で探さない”ことが大切なポイントとなります。入居者の目線で物件を選び、入居者が必要としない条件を考えることが重要になってきます。
例えば、単身者用のアパートを不動産投資用の物件として選ぶ場合、入居者が求める条件は勤務地や駅から近いことや家賃がそれほど高くないことなどが求められるでしょう。一方でファミリー向けの物件の場合、駅から離れていても静かで落ち着いた環境であることや子供が通う学校の学区内などが条件としてあがってきます。
どのような入居者をターゲットにするかを明確にしておかないと上手くいきません。単身者向けなのかファミリー向けなのか、女性向け、学生向けなど自分が行いたいと思っている入居者のターゲットを絞ることで選ぶ物件も変わってきます。
■立地から物件探しを行う
不動産投資において立地は非常に重要なポイントです。当然のことながら立地は一度物件を購入すると変えることができません。入居率や家賃にも影響を与えますので、立地選びには特に力を入れる必要があります。立地関係なしに価格帯を基準に物件選びをしてしまうと、後々空室に悩まされたり、収益が出なかったりと苦労する可能性も考えられます。
立地選びが不動産投資の成功に大きく左右すると言っても過言ではありません。周辺環境を十分確認するようにしましょう。
■情報収集を怠らない
収益性の高い物件を購入するためには、情報収集が大事になってきます。常に物件情報は更新されていますので、いつ良い情報が出てくるのか分かりません。良い物件はすぐに買い手が見つかりますので、どれだけ早く買付を出せるかがポイントになってきます。良い物件の情報を見落とさないためにも複数の媒体で定期的に情報収集するようにしましょう。
■信頼できる不動産会社・担当者選び
物件選びから資金計画の作成、購入後の管理などしっかりサポートしてくれる信頼できる担当者を見つけるのも大切なことです。どんなことでも気軽に相談できるような関係性を作っておきましょう。購入する際にもスムーズに購入できますし、アドバイスなども行ってもらえます。
今回のコラムでは、物件探しのポイントについて紹介してきました。不動産投資初心者の方が物件を探す際は参考にしてみてください!