今回は、空室が発生した際、空室を埋めるための方法について解説していきます。
ご自身の収益物件で空室が発生した場合、すぐに空室を埋める対策を講じなければなりません。
どのような対策があるのか、紹介していきます。
対策① 賃貸募集を1社のみに任せることは避ける
賃貸募集をする際、1つの不動産業者のみに依頼する専任媒介と複数の業者に同時に依頼する一般媒介があります。
以前から馴染みのある不動産業者だとしても1社に任せ続けるのは、リスクが高いです。
物件探しを行う人が複数の不動産業者をはしごせず、1社のみで物件を決定してしまう可能性も十分あるため、できる限り複数の業者に依頼し、より多くのお客様の目に触れる機会を増やしておくことが大切です。
当然ながら多くのお客様の目に触れる機会が増えるということは、物件を検討してくれる機会も増えるということになりますので、早く決まりやすくなります。
ですので、複数の不動産業者依頼するようにしましょう。物件の最寄り駅周辺の不動産業者は全部依頼することをおすすめします。
対策② 現地物件に備品を設置する
空室物件を案内する際、現地に鍵を置いて業者が案内するケースがほとんどです。室内に一定の備品を設置しておくと好印象を持たれる傾向にあります。
玄関マットやスリッパ、花や小物などを置いていると明るく爽やかな雰囲気が出て部屋の見栄えも良くなります。近隣のお店が分かる地図などがあると親切ですし便利です。このご時世ですと、アルコールジェルや除菌シート、使い捨てマスクなどもおすすめです。
これらの小さな気遣いが空室を埋めることに繋がります。そして、不動産収益を出せるかにも繋がります。
今回のコラムでは空室を埋める対策を2つご紹介しました。次回のコラムでも引き続きご紹介していきます。なかなか空室が埋まらないということで悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
まずは、できることから始めてみてください!