今回は、自営業の方が不動産投資をする際、直面する融資の問題についてお話ししていきます。
自営業は収入が不安定というイメージから不動産投資に必要な融資審査のハードルが高いと言われています。
そもそもサラリーマンが不動産投資に向いていると言われている理由は、収入が安定しているため融資が通りやすいところにあります。
自営業だからといって不動産投資ができないというわけではありませんのでご安心ください。
今回のコラムでは自営業の方が融資審査をクリアするためのアドバイスをお伝えしていこうと思います!
1.自己資金の準備
融資を受けやすくするために自己資金を投入するという方法があります。
多めの自己資金を準備することで自営業の方でも融資審査に通りやすくなる可能性が高くなります。
ただし、この場合、手元に自己資金がないといけません。自己資金が手元にない場合は、自己資金を準備するための時間が必要になります。
2.地方銀行や信用金庫を活用
都市銀行よりも地方銀行や信用金庫の方が審査が通りやすい傾向にあります。
ちなみにノンバンクの方が地方銀行や信用金庫より審査のハードルが下がります。ノンバンクは銀行などと比べて審査が通りやすい分、金利は高く設定されています。
融資を受けるのであれば、地方銀行や信用金庫をおすすめします。
3.金融機関との取引実績が多い会社選び
金融機関との取引実績が多い不動産会社を選ぶように心がけましょう。
自営業の方にとって融資が下りるかどうかは、最大の懸念事項になります。そのため提携先の金融機関ができるだけ多い不動産会社を選んだ方が良いでしょう。
取引している金融機関が多い不動産会社だと複数の金融機関へつなげてもらえます。その中でも地方銀行や信用金庫と繋がりがある会社かどうかも重要なポイントになります。
自営業と不動産投資を組み合わせることで、収入を安定させることができます。
自営業の方にとって不動産投資における1番の問題は融資が通るかということです。融資を借りられるように、できることから一つずつ始めてみてはいかがでしょうか。